1956-12-05 第25回国会 衆議院 国土総合開発特別委員会 第8号
オーチャード、ラジノクローバー・ペレニアルライグラス等の牧草を五十九町歩播種いたしましたが、こういったところの東北、北海道の高冷地帯におきましては、酪農経営がどうしても一番大事なことではないかと考えます。なお、この開拓地に導入いたしますところのジャージー牛は、本年度千九百頭輸入することになっておりまして、青森県に六百頭、岩手県に三百頭導入することに相なっております。
オーチャード、ラジノクローバー・ペレニアルライグラス等の牧草を五十九町歩播種いたしましたが、こういったところの東北、北海道の高冷地帯におきましては、酪農経営がどうしても一番大事なことではないかと考えます。なお、この開拓地に導入いたしますところのジャージー牛は、本年度千九百頭輸入することになっておりまして、青森県に六百頭、岩手県に三百頭導入することに相なっております。
それも改良して、オチャード、プレーリー、カモジグサ、ダリス・グラス、ケンタッキー31フェスク、ルサーン、レッド・クローバー、ホワイト・クローバー、ラジノ・クローバー、カラスノエンドウとか、こういうふうな東西相まぜたものを改良すればよくできるということの見解も持っております。かつまた日本の気候というものは夏と冬で非常に違う。けれども冬でも青々とした草がある。
最近は鶏もラジノ・クローバーで飼料を節約されております。また豚も節約されております。また和牛の保育においてもこれを利用することができるのであります。各種家畜のととを申し上げるのでありますが、その育成なり、運動ということが必要なのであります。また畜産農家がほしいのであります。ところが個人ではこれを持つことができない。
ラジノ・クローバーあるいはレッド・クローバー等のいろいろな取り合せを農家諸君が御自分の農業経営の負担の中においてみずから試験をしなきゃならぬ。試験をしつつ経営をやる。これは私どもとして実に忍びないことなんであります。
ただ豆科の牧草になりますと、日本では適したものがなかったのでありますが、ここ四、五年いろいろ外国のものを入れました結果、めどがつきましたのがラジノ・クローバー、これは白クローバーと赤クローバーの雑種のようなもので固定されたもののようであります。これが南から北まで大体成功しております。
いろいろ試験研究がまだ進展過程でございまして、荒川敷の関係等につきましては猶原先生というようなかたが非常に詳しく研究しておられ、これを国といたしましても応用研究費等を支出いたしまして、全国的にもこういつた試験研究が行われるように只今取運んでおりまして、クローバーにつきましてもお話の通り赤とか、白とか、更に最近ではラジノ・クローバーという非常に雑草を職域駆除して参る力の強い牧草もできておるようでありまして